手紙だけでも
終わりがあるから怖い
終わりがあるから救われる
よく聞く歌にこんな内容の歌詞が出てくるけど、本当にその通りで。
最近しみじみ感じることがありました。
今年は人の死に接する機会が多くて。
闘病の末だったり、寿命だったり、急な発作だったり、原因は様々。歳も色々。
特に子どもの死は、前途の未来にあったであろう無限の可能性がそこで断たれるという切なさ、感情のやり場を見つけられず自分を責めてオロオロする遺された人の姿を見るのが非常に辛い。
そうして旅立ってしまった人たちには、決まって行き場所があるのだと思うようにしている。
そこは飛行機も新幹線も車も船も通ってなくて、徒歩でもトライアルバイクでもたどり着けないところ。そんな遠くの国へいってしまったことにして、そこで変わらず過ごしてるんだろう、と思い込むようにしている。
でもせめて、手紙くらい届けばいいのに、と思う。