不思議なこと
フジファブリックの志村正彦さんが、よく中原中也(大正〜昭和初期の詩人)に似ていると言われている。
昨日の夜中に何となく中原中也について調べていたら、中原中也も30歳でこの世を去っている。志村さんも29歳だった。両人とも18歳で上京し、詩人として多くの言葉を残し、同じくらいの歳で亡くなった。帽子姿や顔が似ているだけでなく、他にも共通点がいくつかあった。
それだけなら普通だけど、それを調べているこの日が中原中也の命日だと知った。日付が変わった10月22日の午前0時過ぎだった。中原中也が亡くなったのは1937年10月22日0時10分だったそうだ。命日の、しかも息を引き取った時間に近い時刻にそのことを知ったという偶然に驚いた。
なんか、すごく縁を感じる出来事だった。
フジファブリックのムーンライトという曲が頭の中で響く夜のことだった。
志村さんのことを調べだした時も、彼の誕生日だったりして、こういう風に縁を感じるタイミングだった。
何かしら引き合うものがあるのだろうかと思わざるを得ない。
不思議なことって重なるもんですね。