ぽんぽこポンの二輪日記

白黒ダズル迷彩柄のセロー250と、白黒の250TRに乗ってます。思った事いろいろ適当に書きます。

映像という技術の功罪

ある映像を観て、今更志村ロス。

だっふんだ、の人ももちろん。でも、今回はフジファブリックの方。

 

 

若者のすべてのミュージックビデオ(MV)みて泣いてしまった。

 

 

もうこの人はこの世にいないんだ

って。

 

でもMVの中ではギター弾きながら歌ってる姿が映ってて。

それがすごく不思議で、なんというか、生きてるとか死んでるとか、なんなんだろうって考えて、よくわからなくなった。

 

確かに聞こえてくる歌や映像には彼の命があって、ほんと完全に生きてる。でももう生で聴くことはできないし、もう彼はこの世にはいない。

なんで?ってわけわからない気持ちになった。

 

なんで彼はあの時死なないといけなかったんだろう。

ひとりきりでクリスマスイブに旅立った、その時の彼の姿を思うと辛くなる。どんなことを思いながらいったんだろう。

 

MVに映る彼の静かな目を見てると、そんなことを考えてしまって涙がでる。

 

 

死んだ人間の、かつて生きていた時を、生々しく残してしまう。映像って記憶より鮮明で便利だけど、それがかえって辛くなることも往々にしてある。

 

最近、仕事中に目の前で人が死ぬのを見たってのもあって、そういうことを考えさせられるのかもしれないけど。

 

もうすぐ午前3時。仕事の合間の休憩で1時間ぐらいMV観てしまった。もう今日は終わろう。

おやすみ